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訪れようとする地域の魅力とヒント。それが、ご当地キャラ

旅行や地方移住を検討する時、各地方自治体のホームページやガイドブックを見ることが多いかと思います。

そこで各地のご当地キャラに出会うと思うのですが、実はとても参考になるのでぜひ注意して見てみてください、というのが今回のお話です。

そもそもご当地キャラとは

記事によると、2000年にイラストレーターのみうらじゅんさんがはじめて「ゆるキャラ」という呼び名を使い、その後人気に火がついてブームになったそうです。


数年前、東京ビッグサイトで行われた移住フェアで、熊本県営業部長兼しあわせ部長の「くまモン」さん(Since 2010)を、見かけたことがあります。
その人気とオーラはすさまじく、本当に光り輝いて見えました。

でも、東串良町も活動歴では負けていません。

くまモンさんに先駆けること、約21年。
1989年に誕生したのが「ルピノン」くんです。

画像_ルピノン

1989年に始まった「ルーピン・ジョギング大会」のマスコットとして、公募作品の中から選ばれました。古代アテネ軍が、来襲したペルシャの軍勢をマラトンの野で打ち破ったとき約40kmを走り通し、その勝利を告げた一少年兵士の故事をもとにして創作されたキャラクターです。[参照:町制施行80周年記念誌]


ご当地キャラと地域の関係性

ほとんどのご当地キャラって、その地域に暮らす人には馴染みが深くても、それ以外の方にとってはよくわからないことが多いと思います。

でも、よく見ると地域を知るヒントがいっぱいです。

たとえば、先ほどのルピノンくんは黄色い花を背にしています。
それは、こんな風景が見られるからです。

ルーピンの咲く砂浜

ひがしくしらフォトコン2019 入選作品『ルーピンの咲く砂浜』
町花「黄花ルーピン」は毎年4月に海岸線およそ1kmに渡り開花し、黄色いじゅうたんを敷き詰めたような景色が広がります。花言葉は「いつも幸せ」


こんな風に、ご当地キャラを知ると「その地域がどんな所なのか」とか「自治体として何をアピールしたいと考えているのか」などが伝わってきます。

ぜひチェックしてみてください。


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