マガジンのカバー画像

移住 記事まとめ

18
地方移住に関する記事をまとめています。
運営しているクリエイター

#ふるさと納税

移住して知った鹿児島の焼酎文化の話②「黒千代香、芋、麹」 

こんにちは。移住支援コーディネーターです。 トップの画像は、お茶を入れる時の急須にも見えますが、焼酎に関わる道具で、黒千代香(くろぢょか)、と言います。 居酒屋さんの店名になっていることもあるくらいで、鹿児島の文化と伝統に深く根ざしている道具だと思います。 本当は現地にお越しいただいて、鹿児島の焼酎文化を体験していただければと思うのですが、時節柄、なかなか鹿児島に訪れるのが難しい状態が続いています。 ですので、せめてご自宅で鹿児島に触れる機会になればと思い、今回の記事

「水割り、お湯割り、前割り」 移住で知った鹿児島の焼酎文化の話①

こんにちは。移住支援コーディネーターです。 鹿児島に移住して、はじめて見たもののひとつが、たいていの居酒屋さんに標準装備されている「お湯割り用のグラス」です。 グラスによってパターンはありますが、5:5とか6:4などの「このラインで作ると、いい感じになるよ!」という目安線が書いてあります。 鹿児島に移住してきたばかりの頃、お湯割りを頼まれた時に『このグラスがあるから大丈夫だろう』と、水割りと同じ手順でお湯割りを作ろうとしたら正しい作り方を地元の方が教えてくださったことが

鹿児島県東串良町にUターン移住して、実家の酒店を継業した話[児玉憲介さん@児玉酒店]

こんにちは。移住支援コーディネーターです。 鹿児島の方言に「だれやめ」という言葉があります。 「疲れ(だれ)を、止め(やめ)る」。 焼酎の晩酌で、心身の疲労を回復して明日の活力を養おう。 鹿児島の人たちの、焼酎に対する思いが感じられる言葉です。 今回は、一昨年東串良町にUターン移住し、実家の酒店を継業した児玉憲介さんにインタビューしました。 (この記事は、広報東くしら(令和3年1月号)の記事を、note掲載にあたり加筆・編集したものです) 港町の風情が感じられる柏

鹿児島県東串良町にUターン移住して、創業した花屋さんの話。[田中幸積さん@花屋 幸積]

こんにちは。移住支援コーディネーターです。 「まち」という言葉を思い浮かべる時、何かとても抽象的な大きな概念のように感じてしまいます。 ですが、よくよく考えて見ると「ひと」の集合体がまちだという当たり前のことに気がつきます。 その地域に住む人をはじめ、仕事や学校などで通ってくる人、遊びに来る人、旅行者、帰省者…….関わり方やその時間は様々ですが、それがまちになるのだと思います。 今回は、一昨年東串良町にUターン移住し、花屋「幸積」を開業した田中幸積さんにインタビューしま